母乳育児って素晴らしい!
一番簡単な育児方法で、誰にでも出来ることが母乳育児の魅力です。
母乳育児を始めようと、なにか準備するものはありません。健康なお母さんが居るだけでいいのです。
この誰でも出来る簡単な母乳育児は、赤ちゃんとお母さんの絆を深めたり、愛情を確かめ合うためのとても大切なコミュニケーションとなるのです。
赤ちゃんのメリット
母乳は、赤ちゃんにとって最高の栄養で、最も自然な食事です。赤ちゃんにとって沢山のメリットがあります!
最高の栄養!
母乳には、赤ちゃんの成長に必要な栄養素がバランスよく含まれています。
さらに、母乳に含まれる栄養素(糖質、脂質、たんぱく質、カルシウム、ビタミン、ミネラルなど)は、初乳から成乳になる過程でバランスが変わっていきます。
わかりやすい表現をすると、赤ちゃんの成長に合わせて、母乳に含まれる栄養素が変わっていくのです。
単に母乳と言っても、常に均一の成分ではなく、その時の赤ちゃんに必要な栄養素を満たした母乳が作られる、赤ちゃんにとって常に最高の食事なのです。
免疫物質は母乳でもらう!
生まれたばかりの赤ちゃんの体には病気に対する免疫が不足しています。
これを補うように、母乳には免疫物質がたくさん含まれていて、赤ちゃんの病気に対する抵抗力を高めてくれるのです。特に産後2~3日くらいに分泌される母乳には分泌型免疫グロブリン(SIgA)と呼ばれる免疫物質が豊富に含まれています。
全体的に母乳で育った赤ちゃんは病気にかかりにくいと言われています。
あごと舌の発達を促す!
哺乳瓶で飲む場合と違って、母乳を飲む場合は顎と舌を使って乳首をかむようにして飲まなくてはいけません。
母乳は、飲むというよりむしろ 「噛んで飲む」 という食べ方の方が近いのです。この行為が顎と舌の発達を促し、離乳食への準備運動になるのです。
また、噛む行為は脳への刺激にもなり、脳の発達にもつながっています。
お母さんとの絆が深まる!
ママの腕に抱かれ母乳を飲むと、ママの心臓の音が聞こえてきます。この音は、胎内に居たときからずっと聞いていた心地のいい音です。
腕に抱かれることと心音を聞くことで赤ちゃんは安心します。また、母乳(食事)が欲しいと思ったときに安心して食事を取れることが自分の要求を聞き入れてもらえるという自信につながります。
更に、お母さん自身も授乳という行為をすることで母としての自覚が生まれます。
授乳と言うのは、赤ちゃんの食事を通して行うママと赤ちゃんの心のコミュニケーションになっているのです。
ママにとってのメリット
母乳は赤ちゃんだけでなく、ママにもさまざまなメリットをもたらします。
産後の回復が早まる
赤ちゃんがおっぱいを吸うと、オキシトシンというホルモンが分泌され、子宮の収縮が促されて産後の回復が早まります。
また、母乳を飲ませるとプロラクチンと言うホルモンが沢山分泌されます。このホルモンは別名 「母性化ホルモン」 や 「愛情ホルモン」 ともいいお母さんのリラックス効果があるのです。。
産後のダイエットにも効果あり!!
妊娠中に蓄えられた脂肪は、授乳によって入試棒に変化していきます。
そして、お母さんの身体からは無理なく脂肪が落ち、赤ちゃんの栄養に変わっていくのです。
自然の仕組みというものはすごく精巧にできています、母児相互に有効に仕組まれています。
素晴ですね!
簡単で経済的
同じコストなら、あなたは、母乳に懸けますか?それともミルク代に懸けますか?
母乳を赤ちゃんにあげるために必要なモノは、お母さんの体だけ。また、赤ちゃんにいつでも新鮮で清潔な食事をあげることが出来ます。
そんな素晴らしい食事に必要なことは、お母さんの食事だけ。特別なものではなく、日本人になじみの深い和食が最適なのです。
食事に少し気を使うだけでよいのですから、とても経済的なんです。
母乳育児を薦める10の理由
実は、母乳にはこれら以外にもとても沢山のメリットがあります。
ここで紹介する母乳育児を薦める10の理由を読んだら、もっと母乳育児をしてみたくなるはずです。
こちらからどうぞ。>>母乳育児を薦める10の理由